自分を説明するとき、あなたはどこにいるのか
- より子 逆瀬川
- 4月18日
- 読了時間: 2分
ヨブ6章
ヨブが応答する。
「私の苦しみは量られるべきだ。」
「全能者の矢が私に刺さっている。」
ヨブは、自分の痛みを語る。
友人の言葉ではなく、
自分の現実をそのまま出す。
ヨブは、人の説明の中にいない。
しかし、自分の内側で語り始めている。
友人は語った。
意味がある。
やがて回復する。
人は、苦しみに理由をつけようとする。
そうすれば、世界が分かると思うから。
しかしヨブは言う。
それでは足りない。
今のこの重さは、
その言葉では届かない。
人は、分かってもらいたいと思う。
正しく理解されたい。
しかし、言葉が重なるほど、
距離が広がることがある。
ヨブは、分かってもらえなかった。
正しい言葉を受けた。
それでも、届かなかった。
言葉が重なるほど、
ひとりになっていく。
そのとき、 神に向き直る。
そこに、 気づきが与えられる。
自分を説明するとき、あなたはどこにいるのか。
人の説明を求め続けるのか。
それとも、神に向き直り、
気づきの立ち上がる場所にいるのか。
ヨブは苦しみをそのまま語った。
神は、沈黙していた。
「私は一度も神の言葉を拒まなかった。」——
ヨブは神に向かって語っている。
同時に、自分の内側でも語っている。
苦しみの中で、
何に立つのかを探している。
友人は外から説明した。
ヨブは内側で語っている。
神は、まだ沈黙している。




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