語りを否定されるとき、あなたはどこにいるのか
- より子 逆瀬川
- 4月28日
- 読了時間: 1分

ヨブ記15章
エリファズが再び語る。
「知恵ある者は空しい知識で答えるだろうか。」
「あなたの語りは、恐れを失わせる。」
ヨブの言葉そのものが否定される。
内容ではなく、
語りそのものを問いただされる。
何を言ったかではなく、
語ること自体が問題とされる。
人は、自分の語りを否定されると、
立つ場所を失う。
間違っている。
語るべきではない。
そう言われると、
言葉が止まる。
しかし、止めることもできない。
ヨブは、なおも語り続け、
エリファズも、問い質し続ける。
どちらも、自分の正しさの中から語っている。
この根拠に、気づいていない。
人は、 自分の正しさを根拠に
語り続けていることを、気づかずにいる。
語りを否定されるとき、あなたはどこにいるのか。
どこを根拠に、語っているのか。
エリファズはヨブの語りを否定するが、
ヨブは語り続けた。
しかし、どちらの語りも、
自分の正しさから出ていた。
神は、まだ沈黙していた。



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