終わりが見えないとき、あなたはどこにいるのか
- より子 逆瀬川
- 4月19日
- 読了時間: 2分
ヨブ記7章
ヨブは語り続ける
「人の一生は労苦ではないか。」
「夜は長く、苦しみは続く。」
横になっても、休めない。
朝を待つが、夜は終わらない。
ヨブは、終わりの見えない苦しみの中にいる。
苦しみが長く続くとき、
人は時間に押される。
いつまでなのか。 どこで終わるのか。
答えが見えないまま、
同じ時間が繰り返される。
人は、終わりを求める。
区切りがあれば、耐えられると思うから。
しかし、終わりが見えないとき、心は揺れ続ける。
ヨブは、なお語っている。
神に向かって、語り続けている。
しかしその語りは、少しずつ苦しみに引かれていく。
語りは消えていない。
ただ、その中心が揺れ始めている。
同じことが、いま、人の内側で起きている。
人は、理由を求める。
説明の中にとどまろうとする。
安心できると思うから。
説明が重なるほど、
神の語りから遠ざかる。
これでは、語りにとどまれない。
そのとき、神に向き直る。 そこに、気づきが与えられる。
終わりが見えないとき、あなたはどこにいるのか。
人の説明にとどまるのか。
それとも、神に向き直り、気づきの立ち上がる場所にいるのか。
ヨブは、終わりの見えない時間の中にいる。
神は、まだ語られない。
それでも、ヨブは語っている。

応答は続いている。
ただ、その向きが揺れている。



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