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正しさを手放せないとき、あなたはどこにいるのか

ヨブ記13章


ヨブが語る。

「私は神に語りたい。」

「私は自分の道を神の前に弁明する。」


ヨブは、神に向かおうとする。



ヨブは、なお神を求めている。


逃げていない。

背を向けていない。

むしろ、近づこうとしている。


しかしその向かい方が、

弁明だった。


「私は正しい。」

「私は間違っていない。」


その言葉を手に、神の前に立とうとする。


神に近づきながら、

自分を証明しようとしている。


人は、正しさを持って、

神の前に立とうとする。


それがあれば、

受け入れられると思うから。


しかし、その正しさが、

手放せないものになる。


正しさを握ったままの手では

何も受け取れない。


正しさを手放せないとき、

あなたはどこにいるのか。


自分の正しさにとどまるのか。

それとも、その手を開いて、

神の前に立つのか。

色とりどりの花鉢が並ぶバルコニーに、赤いマグカップが置かれている。柔らかな朝の光の中で。
手を開くとき、受け取れるものがある。

ヨブは、神に近づこうとしている。

しかし、その向かい方は、弁明だった。


正しさを握る手では、 語りを受け取れない。


神は、まだ沈黙していた。

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